戦後世相なお混沌としていた昭和24年の秋、
東京を中心に臨済宗に所属する有志が集まって、教化の実践面に新しい活動をしようという機運が熱し、会が組織されることになった。
発会は同年10月5日の達磨忌、
場所は当時妙心寺宗務所が置かれていた根岸円光寺であった。
会名を『臨済会』としたのは、各地の同趣旨の会と連繋して、門風を挙揚したいためだった。
現在拠点を上野宋雲院として、都内の臨済宗寺院約100ヶ寺より構成されている任意団体であります。